ブロモ山群を見下ろせる山まで往復6時間のトレッキングに参加する予定で早朝4時に起床したが、天候が大変よろしくない。そこで諦めて寝なおすと変な夢を見た。
福建のどこかを旅行していて、大勢の日本人の女の子と連れになる。しかし全員そろって山賊に捕まり、山賊のアジトに連行されて、金目のものをすべて取られる。その後、山賊は我々にB4ぐらいの八笑福(日本の七福神に似た中国の神様グループ)が描いてある紙を一枚づつ渡し、そこにご飯を盛って食べさせてくれたのだが、食べ終わったあとで私と相棒の紙をよく見ると、極彩色の絵なのに寿星(福禄寿)だけが真っ白である。相棒が叫んだ。「俺の寿星は白いぞ!」山賊が立ち上がって叫んだ。「しまった!」「誰だ、こいつらに白い寿星をやったのは!」なんでも福建の風習では白い福禄寿はラッキーアイテムで、それを得たものはなんでも一つだけ周りに要求できるのだという。ヨーロッパの「陶器の魚が入っているケーキの一切れを食べたものは一日王様ゲーム」ですな。釈放の要求のうち「全員」というのは却下され、私だけがアジトの外に放り出された。警察を探しにあてども無く歩き回り・・・というところで目が覚めた。朝6時。
8時のバスでProbollingoへ下り、10時のVIPバスでバリへ出発。VIPバスは25000ルピア。15000ルピアのエアコンバスとちがい、寄り道をしないので1時間ほど早く到着することと、食事がついているのがメリット。
午後4時半、Java島東端に到着。バスごとフェリーに乗る。Bali時間はJava時間よりも一時間早いので、30分で対岸に到着するともう6時、そこから100キロほど離れたデンパサールにたどり着くと、夜8時であった。ワゴンを拾ってAdi Yasa Hostelへ向かう。かわいらしい中庭つきの、いい感じの民宿であった。ばたりと眠る。
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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。