朝六時出発のはずのバスは、七時半にようやく出発してくれた。昨日と同じで混み混みのローカルバス、にわとり、あひる、ヤギなどと同乗である。途中で大きな広場で市がたっており、半時間ほど停車。バナナと見たこともない果物を買う。いちじくとマンゴスチンを合わせたような味と中身の、丸い果物であった。6つで500Rp、とてもおいしい。もっと買えばよかった。
バスは黒い砂の海岸を右手に見ながら突っ走った。途中で三メートルほどのクジラを陸揚げ解体しているのを見た。正午ごろ、Ende西バスターミナル到着。時間的にもここからすぐにMoniに行こうと思えばいけるが、Moniは山の中なのでおそらく寒いはず、一方我々は二日間風呂に入っておらず、できれば今日入っときたい。そこでEndeに一泊することにした。
広ーーーーーーーーーーいダブル、Mandi(バスルーム)付き、朝食込みで12500Rp。よし!すぐに風呂に入った。シャワーではなく、水溜めからミルクパンみたいな柄杓みたいな道具で水をくんで体を洗うスタイル、日本人の私は慣れていて平気だが、相棒は文句たらたらである。洗面器より使いやすくて私は好きだよ。
さてキレイな体になったところで食事に行く。Ayam Goreng(鶏の唐揚げ)が4500Rpと、やはり便利な都市部に比べて安くはない。おなかいっぱいになったところで薬を飲み、ちょっと横になったつもりが、そのまま深い眠りに引き込まれてフェイドアウト。