六時半に目が覚めた。食事の前に目の前の砂浜に散歩に出る。今日は大干潮の陽らしく、沖の方まできれいに干上がっていた。露出した岩場では、地元の人がサザエをひろっていた。私のこぶしよりも大きな、巨大なサザエだ。
相棒は早速自分の探しに行った。サザエは見つからなかったのだが、8センチぐらいのつるつるした子安貝を見つけて、嬉しそうに帰ってきた。宿に帰り、これは食べられるのかと尋ねると、もちろん、とてもおいしいよとのことである。そして茹でてくれた。雲南省の細工物である私の銀のかんざしを使って、肉をほじくり出して食べた。子安貝の外側はワックスを掛けたようにぴかぴかで、茶色の地にこげ茶色の斑点がポンポン浮かんだ模様である。記念に持って帰ることにする。
さて移動。ボートでロンボック本島に戻り、すでに知っているルートを逆にたどって馬車、ミニバス、Bemoを乗り継いでSwetaへ。SwetaでLember行きのバスを捕まえ、四時のフェリーに乗り、八時半にPadanbai到着。夕食をとってシャワーを浴びようとしたら、ここの水も塩の味がした。石鹸が泡立たない。
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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。