***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

1996年11月12日火曜日

ヤモリの王様

相棒本復、私は生理痛でダウン。明日はバリの東部、Padanbai(Lombok行きのフェリーが出る漁村)へ移動することにする。

相棒、九日間の風呂断ちを本日めでたく破ってシャワーを浴びる。よかったね、と言ってほしいのはわたしである。毎晩おんなじベッドで寝てた身になれい。

私はヤモリは全く平気だし、蛇も毒蛇でないとわかっている場合にはまあまあOKだが、相棒は爬虫類が嫌いである。怖くはないが好きではないの。そこへ昨日のヤモリの王様がまた現れたのでとっても不機嫌。一方私は虫が苦手で、特に夜飛ぶ虫は自分でも不思議なぐらい怖い。なぜだろう。そしてこれは自分でも納得いかんのだが、クモは平気。なぜだ?やはり虫を食べてくれるからだろうか。

そこでヤモリの王様の話に戻るが、王様がバスルームの電灯に集まる大きな飛ぶ虫をかたっぱしからパクパク食べてくれているのを見て、私は言った。「壁虎大王是我的朋友(王様は私の友達だ)」相棒が言った。「你不是我的老婆(おまえは俺の嫁ではない)」

しかし王様、鳴き声がとっても大きいので、私達は長いこと「郭公(カッコウ)」だと思っていた鳴き声が、実は王様のヤモリにしては桁外れにでかい鳴き声だとようやく気がついた。げっこー。

今日は暑い。とても暑い。

バリはフォトジェニックな島なので、絵葉書を16枚も買ってしまいました。