早朝四時ごろ、吐き気で目が覚めた。めんどくさいので吐き気をこらえつつ眠っていると、おなかがくるくる鳴り出した。体全体に力が入らず、なんだかとてもいや~~~~~~な感じだ。しかも寒い。南緯8度で寒いはずないのに。
トイレに行くときっちり下痢。昨夜食べた何が悪かったのか、さっぱり見当がつかん。下痢止めを飲んでもう一度寝る。
六時ごろ、悪寒に目が覚めてうーうー唸っていると、相棒が正露丸を出してくれた。五粒飲む。八時、医者に行こうと起こされて、やだ、と言ってみるも、起き上がって咳き込んだはずみにものすごい吐き気に襲われ、こらえるのに苦労、同時に汗が滝のように湧いて流れたので「こらあかん」
幸いウブドゥとは違って大きな病院があり、なんと外国人用診断室まであったのである。医者は40歳ぐらいに見えたが54歳だという華人で、五世代目だというのに国語が上手で助かった。血圧120-180、体温38℃、脈拍85/分、呼吸20回/分といずれも高く、西洋医風に言うと細菌性腸炎、中医学風に言うと水土不合とのこと。病歴や薬物に対するアレルギーを聞いた上で、五種類の薬を処方してくれた。
1. 下痢で失われた水分補給用の電解質塩
2. 抗生物質
3. 解熱剤
4. 抗ヒスタミン剤(皮膚も診てもらったため)
5. 胃腸保護薬
医者は日本語の歌まで歌ってくれた。祖父が日本に留学していたのだそうだ。奥さんもお医者さんで、奥さんはチャイニーズ、ニアスニーズ、マレー、オランダの血を引くそうだ。
診察費は12000Rp、薬代が35000Rp。USD20ドルぐらいか。帰ってすぐ薬を飲んだが昼までには熱は下がらず、今日の移動は諦め、一日眠り続けた。
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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。