廈門とその周辺。ひっとこともわからん広東語世界にオサラバできたとおもったら、さらにわからん廈門語世界に突入。
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6時半起床。ただし体を起こすと船酔いが始まるため、手洗にゆく以外はふせって過ごす。8時、甲板に出てみると廈門が見えていた。中央やや左にチョコンとそびえているのが日光岩。十何年ぶりかの帰省のキンチョーのためか、次第にナーバスになる相棒。なんじゃそりゃ。

何枚か写真を撮る。相棒の5番目の叔母のご主人が我々を出迎えに来ていた。白鷺賓館へとチェックイン。シャワーを浴びて、叔母さんの家へご挨拶に行く。4人で食事に行く。帰ると相棒のイトコが仕事から帰ってきた。相棒が香港へ移民したときには小学生だったというが、今では立派な男性である。つーか、私と同い年。
しかしなんだこれは。旅行じゃないのか。これでは嫁ぎ先の実家に帰省モード炸裂ではないのか。しかも、ひとっこともわからん広東語の世界にオサラバできたかと思ったら、これではひとっこともわからん廈門語の世界突入ではないか。話がちがう。
白鷺賓館、キレイだが250元で我々には高すぎる。(<やつあたり)
午後、廈門の街を散策。中山路と思明路は洋館が多く、不思議なところだった。静かで清潔な上海という感じもする。しかしやはり上海・広州といった大都会と比較すると小さな都市だけあって、近隣からの流入人口が少ないのだろう、見たところ貧富の差があまり感じられないし、治安もよさそうだ。物乞いの数も少ない。

夕食は輪渡(対岸の島へのフェリー乗り場)のある、めっちゃ見晴らしのよい「必勝客」(ピザハット)で食べた。外人のヨメでごめんな。ピザ・スパゲティ。コーラ二つで63元と高級レストラン並み。