***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

1996年4月13日土曜日

廈門から杭州へ

杭州行きのチケットはどこで買えるのかと聞いただけで、叔父さんが4時間も並んで取ってきてくれた。本当にすみません。

叔母さん一家は3人でホームまで見送ってくれた。私たちが泊まってた一週間、相棒のイトコは居間のソファで寝てたのである。ほんとにありがとう。

さてさて、硬臥は乗ってうんざり向かいが子ども連れ、しかも3人。以前に南寧から広州まで乗ったとき、母親が子どもに床で大便をさせたことをすかさず思い出し、気分が暗くなる。今回のは推定4歳・2歳・生まれたて。上二人は女の子、下はどうやら男の子の様である。

しかし子ども3人というのは少数民族でもないかぎり犯罪なのだがなあ。相棒の推測;上の二人が女の子だったので、3人目を生みによそへ逃げていたのでは?

余談だが、廈門では、夫婦の年齢合計何歳か以上の夫婦については、申請すればある期間中に子どもをうんでもいい許可が下りるので、その期間にちょうど出産できるよう十月十日計算して、夫婦でせっせと仕込むのだそうだ。 悲劇の究極は喜劇だと言う点で、ジョージ・オーウェルまっつぁおである。

で、思ったとおり、うるさくてこっちが泣きそうだった。上の女の子はあちこち動き回るたびに私や相棒の足を踏むし、生まれたての子は四六時中泣きっぱなし。泣き止ませるために母親がおっぱいを含ませると、下の女の子はそれまで自分専用だったおかあちゃんのおっぱいを人に取られたのを見て火がついたように泣き出すし、それをみたおとうちゃんは娘のうしろあたまを手加減無しにはりとばして怒鳴りつけるし・・・いやはや戦場のようであった。

なによりツラかったのは、至近距離でしょっちゅうおむつ紙(なんかごわごわの紙。おしり大丈夫か?)を替えるのだが、使用後のそれをそのまま共用のテーブルの上に置くのだ・・・頼むから床に置いてくれい・・・

結局、食欲がわかず、サツマイモを干したおやつをかじって眠る。