***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

1996年4月30日火曜日

本日は休息日。

本日は休息日。誰が何と言おうと一日ぼけぼけすべしと決めて、朝から晩までCafeをはしご。陽朔にはこの手の外人向け飯屋が掃いて捨てるほどある。手紙をかいたり、ぼーっとしたり、ビールを飲んだりする。

なにしろ陽朔に着いてから、第1日;普益へ行く、第二日;河原でBBQ、第三日;船で福利へゆき、ちゃりで帰ってくる、第四日;サイクリングと月亮山登山、と、これでは私本来の旅ではありえない、もりだくさんすぎじゃい。それに私は本来アウトドアな方じゃないのだ。

朝ベルトをしめると、出発以来たった一ヶ月で穴4つ分痩せていた。このままではまた病気で倒れる。絶対に。

朝食のこと。

中国人は注文したものは「みんなで」食べるという常識がある。しかし私は日本人なのでそうではない。というか、中華を食べるときにはもちろ中国人ルールに従うが、洋食とか日本食の時には、好きなものを自分で注文して、自分で食べる。しかし、相棒はそうではない。

例えばこうである。

本日朝食時、私はヨーグルトとフレンチトーストを注文した。相棒はヨーグルトと(なんと)カレーライスである。朝から。

そしてこの時、相棒の考えでは、自分はカレーライス半分とフレンチトースト半分を食べるというのが常識なのだ。ところが私は、フレンチトーストを注文したのは私なのだし、これは私が食べるものと、つい思っちゃう。だから、「私の」フレンチトーストをばくばく食べる。すると相棒は、私を利己的な奴だとなじるのであった。

そんな事言われたって、私はフレンチトーストを食べたくて頼んだんだし、朝からカレーなんか食べたくない。できれば見たくもない。(向かいで食うな)しかし相棒はうれしくなさそうだ。

どうすればいいいのかなあ?

カレーといえば、昔、香港ジャスコの中の日本風ファミレスで私がカレー、相棒がうな重を食べたとき、やはり「注文したものはみなで食べる」思想の相棒が、 100%親切で私のカレー(のカレールウ)の上に、うなぎを一切れ乗せてくれたことがあった。つい、酢を飲んだような顔をしちゃったよ、私は。

これからもきっとあるだろう。深く考えんとこう。