朝食を、陽朔に腐るほどある洋食屋でとる。食後、鉄製の網を一枚購入、鶏一匹、牛肉いくらか、小ぶりの鯉を2匹、胡椒と唐辛子と塩を少しずつ、木炭をバケツいっぱい買いこんで、河原へBBQに行く。
木炭を着火するのに難儀する。釣竿を持って河原にきた小学生にお願いしたら、あっさりつけてくれた。何事にもやり方というのはあるもんである。子ども4人にBBQを勧めると、明らかに食べたそうなのに、恥ずかしがってなかなか食べに来ない。押し付けるようにして渡すと。やっと受け取り。ぱくぱく食べはじめた。実にかわいらしい。
鶏美味し。鯉はBBQにはちと大きすぎ。
食後の後片付け。鉄網を捨てられるようなところが近所に無いかコドモに聞くと。仲間内で相談して、食べ物のお礼に持っていってやると言うのだった。なんていい子たちだろう。素っ裸で泳ぎ、とても恥ずかしそうに笑いさんざめきながら河原へあがってくるのだった。
相棒が、自分も子どものころは裸足で学校へ行くのがかっこよかったと言い、ちょっとびっくりする。夏、間違えてビーサンで学校へ来たりした子はヒーローであったが、ああいうもんか。