昨夜借りた「水の上を歩く?」を本日も継続して読んでいる。1日2元。朝のうちに読了。大理はけっこう寒く、靴下をはいて寝ている。
シャワーやトイレが別棟にあって非常に遠く、夜中に電灯のないらせん階段を降りるのが非常に面倒なため、一階のドミに移動。部屋は同じようなものだが、中庭とプールに面した壁が上から下までガラス張りになっていて、日中のプライバシーというやつが全く無い。ドミだからもともとないんだけど。
シャワーを浴びたいが、相棒のまぬけが一足しかないビーサンをはいてどっかにいってしまった。
大理では、肉屋を営んでいるのは回教徒が多い。もちろん牛肉専門。
どうも消化の具合が悪く、ゆうべの夜、今朝と二食ぬいてみた。すると、昼ごろ猛烈にお腹がすいてきたので、太白楼にゴハンを食べに出た。従業員が日本人と結婚したあの店である。カツ丼と冷やっことほうれん草のおひたしを食べてみた。まあ、こんなもんだろうという味である。15元と高かったけど。
中庭のプールサイドでゆっくり過ごす。つばめが水面へ遊びに来る。ちっ、ちっ、と水面を切って飛び去り、また戻ってくる。遊んでいるのか? 水を飲んでいるのか?
相棒が私に、あれがつばめだとどうしてわかると尋ねた。尾羽が燕尾服の後ろのようだからと答えると、物知りだなあと感心された。こやつと私の自然認識のちがいに、驚かされることが多々ある。コオロギについて話しているときに、「空き地でつかまえて遊んだ」話を私がすると、相棒はちょっとだまりこんで、「コオロギは、農民が売りに来るのを買うもんやろ・・・」などと言うのであった。
(10年後に香港の新聞を読んでいてツバメの謎が解けた。中国には尾羽が二股になっていないツバメも多いのだ!雨燕とか。)
「燃える秋」読了。イマイチ。「春昼・春昼後刻」を借りてきて、寝る。